第2回 戦後80年企画上映会
映画で考える「在日コリアンの戦後補償」
―― なぜ、戦後も裁判を続けなければならなかったのか
「戦争は終わったはずなのに、
どうして今も裁判をしている人がいるのだろう?」
そんな疑問から、この上映会は始まります。
1月31日に上映する2本の映画は、
日本で生きてきた在日韓国・朝鮮人が、
戦後になってもなお補償を受けられなかった現実を記録した作品です。
ひとりの人生から見えてくる「戦後」
上映作品のひとつ、
在日の戦後補償 ― 鄭商根さんの場合 ― は、
在日一世の 鄭商根(チョン・サングン)さん が、
日本政府に対して戦後補償を求めて裁判を起こした歩みを描いたドキュメンタリーです。
戦時中、日本軍の一員として動員され、
戦争で大きな傷を負ったにもかかわらず、
戦後は「外国籍」であることを理由に補償の対象から外されてきました。
生活のために必死に働きながら、
「なぜ自分だけが補償されないのか」
その問いを胸に抱え続け、
やがて裁判という形で声を上げることになります。
この映像は、
法律や制度の話だけではなく、
「戦後を生きるひとりの人間の時間」を静かに映し出します。
「理不尽」という言葉に込められたもの
もう一本の作品、
理不尽なり というタイトルは、
在日コリアンが置かれてきた状況を、そのまま表しているようにも感じられます。
被害を受けたにもかかわらず、
補償されない。
声を上げれば「今さらだ」と言われる。
黙っていれば、なかったことにされてしまう。
それでも、
「おかしいものはおかしい」と言い続けた人たちがいました。
この映像は、
怒りを煽るような描き方ではなく、
理不尽が“当たり前”として続いてきた社会の姿を、
淡々と、しかし確かに伝えてきます。
知識がなくても、大丈夫です
この上映会は、
「詳しい人のための場」ではありません。
歴史に詳しくなくても、
戦後補償という言葉を初めて聞いたとしても、
何も問題ありません。
映画を観て、
「知らなかったな」
「どういうことだろう」
そう感じるところからで、十分です。
上映後には、
作品を通して感じたことを共有するトークタイムもありますが、
話さなくても、聞くだけでも大丈夫です。
静かに振り返りたい方も、そのままでご参加ください。
戦後80年を迎える今だからこそ
戦争を直接知る人が少なくなっていく中で、
「戦後」は本当に終わったのか、
その問いは、ますます見えにくくなっています。
けれど、
補償を受けられないまま生きてきた人の存在を知ることは、
私たちが生きている社会の姿を見つめ直すことでもあります。
少しでも気になった方は、
どうぞ気軽に足を運んでみてください。
上映会のご案内(概要)
日時:2026年1月31日(土)
13:30 開場 / 14:00〜16:00(予定)
会場:八尾商工会議所 3階 小会議室
上映作品:
・『在日の戦後補償 ― 鄭商根さんの場合 ―』
・『理不尽なり』
上映協力金:
正会員 無料 / 賛助会員 200円 / 一般 500円
※当日会員登録も可能です。
「ちょっと見に行ってみようかな」
その気持ちで、ぜひお越しください。
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