2008年9月6日 交流講座 タイ料理をつくろう
2023/4/11
15年前にはすでにタイから渡日、生活を始めている人がいたということ。
そういえば、私(孫・50歳)が子ども〜若者のころは、
日本で外国人といえば朝鮮人が8〜9割を占めるという状況だったことを
今更ながら思い出します。
いろいろな国にルーツのある人が
住んでいれば多文化なまちができていくわけではなく、
このようなとりくみが
いろいろなまちで行われることで
その楽しさが社会で共有されていくのだと思います。
2008年9月6日、八尾市立安中人権コミュニティセンターで、
交流サロンが開かれました。
交流サロンとは、八尾で異文化間の交流をすすめようと
トッカビが市民向けに開いている企画です。
今回は、タイ出身のハムロ・サシポーンさんを講師に招いての料理教室。
ハムロさんは13年前に結婚で来日し八尾に来られ、
子育てをしながら、
野遊祭など交流事業に関わってこられました。
この講師依頼も快く引き受けていただき、
日頃はつくる機会があまりない、
タイ料理を通じての交流がはかられることとなりました。
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メニューはタイ料理の定番、
トム・ヤン・クン(エビのスープ)、
そしてパッタイ・サイ・カイ(タイ風焼きそば)、
ヤム・ウンセン(春雨と魚介のサラダ)
デザートという豪華版。
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「サワッディー」(こんにちは)で料理づくり開始。
トム・ヤン・クンはハムロさんが、
手際よく調理。
会場の調理実習室に、
スープの香りが漂い早くも食欲をそそります。
参加者が作るのは、
焼きそばと、サラダ。
これもそれぞれについてレシピを解説、
ハムロさんが見事な手さばきでお手本を披露してくれました。
参加者は、料理名の意味を尋ねたり、
手順のメモをとりながら熱心に見入っていましたが、
特別な食材は使わず、
調味料等も身近なところで調達できることが分かり、
これなら家でも手軽に作れそうと、みんなが感心。
そして3グループに分かれて、調理開始。
材料も事前に仕分けされており
スムーズに調理にかかることができました。
各テーブルでは、
エビの背ワタをとる人、
野菜を切る人と、
作業を分担しながら賑やかに、
次々と料理が完成。
なぜかスムーズに進まないグループもありましたが、
ハムロさんに手伝ってもらいながら、
なんとか仕上げることができひと安心。
さっそく、できたての料理を食べながら交流会がスタート。
「自分が作ったものはおいしい」と言いながら、
箸がのびるのはハムロさんが作ったお手本。
覚えたての「アロイ!」(美味しい!)を連発しながら、
全員お腹がいっぱいに。
早速明日トム・ヤン・クンを友人に振る舞う、
という参加者もいて、
大好評のうちに、交流会はおひらきとなりました。