公営住宅を活用した多文化の居場所づくり(仮)のとりくみを始めます!

公営住宅を活用した多文化共生の居場所づくり
言葉や文化のちがいをこえて、誰もが安心して暮らせる地域へ。
この高美南小学校区のまちから、新しい「よりどころ」をつくっていきます。
この事業について

八尾市の高美南小学校区では、市営住宅などに外国にルーツをもつ人びとが多く暮らしています。
地域の人たちとつながりながら安心して暮らしていけるように、
「団地を拠点にした多文化の居場所づくり」に取り組んでいます。
このプロジェクトは、「休眠預金活用法」に基づく資金をもとに、
NPO法人トッカビが実施しています。
学校・地域団体・行政と連携しながら、地域の誰もが利用できる場を目指しています。
→この事業の立案にあたっての現状や考え方を整理しました(ロジックモデル)
地域の現状から見えてきたこと
八尾市では、近年外国籍住民の割合が増え続けています。
2025年1月時点で約9,000人を超え、市全体の約3.6%を占めています。
その多くが中国・ベトナム・韓国・朝鮮など多様なルーツをもち、
高美南小学校区の団地にも多くの外国ルーツ住民が暮らしています。
一方で、次のような課題もあります。
☹️ 防災訓練や自治会の案内が日本語だけで届かない
☹️ PTAや地域活動に参加しづらい
☹️ ごみ出しや施設利用のルールが分かりにくい
それでも、学校や子どもを通じた関わりをきっかけに、
少しずつ顔見知りの関係が生まれています。
私たちはこうした声を大切にしながら、暮らしのなかに“つながり”を増やしていきます。
私たちがめざすもの
団地の中に、誰でも立ち寄れる「多文化のよりどころ」をつくる。
それがこの事業の目標です。
ここでは次のような場を目指しています。
☺️ 子どもたちの学びと安心の場
☺️ 外国ルーツ住民の相談・情報共有の場
☺️ 地域住民の交流やイベントの場
活動を通して、
「ことば」「学び」「くらし」「地域」 の4つのテーマで、
多様な人が支えあえる地域づくりを進めていきます。
これまでの取り組み
2025年度は、居場所づくりに向けた準備を進めています。
これまでに実施した主な活動は次の通りです。

10月29日:「施設をイメージするワークショップ」開催
地域団体や住民、学校関係者などが参加し、どんな空間が望ましいかを話し合いました。

8〜9月:公営住宅に住む外国ルーツ住民へのヒアリング
生活の中で感じている困りごとや、地域への希望を聞き取りました。

7月〜:小中学校・地域福祉委員会などへの事前ヒアリング
子どもや保護者との関わり、地域の現状を共有しました。
今後も、活動の進行に合わせて随時レポートを公開していきます。
みんなでつくる「居場所」
「子どもが安心して過ごせる場所がほしい」
「気軽にお茶を飲んだり、話したりできる場があるといい」
「日本語がわからない人にも伝わる工夫をしたい」
こうした声をもとに、
“カフェのような交流スペース”や“学習支援・相談ができる部屋”など、
いくつかの使い方を検討しています。
居場所は、地域の人びとが集まり、考え、動かしていく「共創の場」として育てていきます。
これからの予定
今後、地域住民や学校関係者を交えた意見交換会や、
子ども向けの学習・交流プログラムを順次スタートしていく予定です。
また、運営に関わってみたい方、活動に関心のある方のご参加も歓迎しています。
📅 予定の一例
- 1月:地域意見交換会(お試しイベントにむけて)
- 3月:お試しイベント(学習+交流会)
参加申し込みフォームは現在準備中です。
公開後にこのページからアクセスできるようになります。
実施体制
- 実施団体: 特定非営利活動法人トッカビ
- 助成: 休眠預金等活用法に基づく「HFおおさか」
- 協力: 安中まちづくり協議会、高美南小学校、地域福祉委員会 ほか
多文化共生は“特別なテーマ”ではなく、これからのまちの“日常”です。
この事業を通して、団地とまちをつなぐ新しいかたちを描いていきます。



