トッカビと学生のかかわりについて〜第3回イベントにむけて

トッカビ50周年オンラインイベント 第3回 4月25日(木)トッカビと学生の関わりというテーマです。

トッカビの活動と学生はとても深く関わっています。この50年の間、特に教育を志す学生との関わりが多くありました。今回のイベントでは、実際に学生時代にトッカビに関わり、現在は、大学教員として多文化に関わる研究、教育にたずさわっている、北川知子さんのお話を聞きます。

設立当初の学生との関わり

初期のトッカビの運営体制は、地域の青年+学生でした。

地域の在日コリアン青年が教員を志す学生とともに、中学生の勉強会を開始します。

在日コリアンの子どもたちが置かれている被差別の状況を前に、当時の学生は教員になってからもこの課題にとりくみ続けます。

学生のサークル「在日朝鮮人教育研究会」

前回のお話にあったプレハブで活動している時代は、大学のサークル「在日朝鮮人教育研究会」の学生がボランティアスタッフとして関わるようになってきます。

夏休みのキャンプやオリニマダン、また、子どもたちは毎日活動にやってきます。

ここでも、主に教員を志す学生が関わっていました。

大阪教育大学で人権教育について学びたいという学生たちの「同和教育推進校実習生組合」という団体の学生も関わります。

学校教育への影響も

このように教育を志す学生たちがトッカビを介して、多くの在日コリアンの子どもたちとの出会いを果たしています。

この過程の中で、いろいろなことを考えた方々が、その後教員となり、学校教育を支えていくことになります。

手前味噌ながら、この学生とトッカビの関わりが大阪の多文化教育に少なからず影響を与えてもいるといっても良いのではないでしょうか?

このあたりのことを学生としてトッカビに関わり、現在は大学教員をしている北川知子さんのお話を聞きます。

ご参加お待ちしております。